半数が早めの内定を希望! 2026年3月卒業予定の学生の就活
すでに戦いが始まった感が強い、2026年3月卒業予定の大学生の就活。そうした中、ジェイック(東京)は「2026年卒業予定の学生の就職活動状況」に関するアンケート調査を実施した。回答者は同社が運営する「Future Finder」に登録した2026年卒学生110人。調査は5月31日~9月25日に行った。 現時点で「就職活動を進めるうえで、決めていることはあるか?」と選択肢を用意して質問したところ、「第一志望の業界」が55.5%、「第一志望の職種」が41.8%、「どれも決まってない」が31.8%、「第一志望の企業」が5.5%となった。 次に「この時期に就職活動を行っている目的は何か?」を聞くと、「選考に参加し、早期に内定を得るため」が49.1%、「情報収集(業界について)」が47.3%、「情報収集(企業について)」が43.6%、「選考や面接に慣れるため」が34.5%、「情報収集(職種について)」が18.2%、「周りが行っているから」が7.3%の順に多かった。 一方、「いつまでに、希望の業界/職種/企業を決めておきたいか?」との問いでは「2024年末まで」が46.3%、「2024年の夏休み終わり頃まで」が33.6%となり、同時に「いつまでに、就職活動を終わらせたいか?」との質問では、「2025年3月~5月まで」が54.5%、「2025年1月~2月まで」が15.5%、「2025年6月~9月まで」が10.9%、「特にない」が8.2%となった。 「希望の業界/職種/企業を決めるうえで、決め手になりそうなことは何ですか?特に当てはまるものを3つ選択してください」という質問には、「仕事内容」が71.8%でトップに。以下、「給与」が57.3%、「勤務地」が42.7%、「福利厚生」が41.8%、「社風や社員の雰囲気」が30.0%、「働き方の柔軟性(リモートワークや副業可など)」が12.7%と続いている。