「パパに本や棒で叩かれた」6歳男児が校長に説明で発覚 内縁の夫を逮捕 母親は去年警察に相談
30歳の男が内縁の妻の6歳の息子を殴るなどし、ケガをさせた疑いで、大阪府警に逮捕されました。 男については、1年半前にも虐待の可能性があるとして警察に相談が寄せられていました。
■内縁の妻の息子を本の角などで殴りケガをさせた疑い
傷害の疑いで逮捕されたのは、住所不詳・無職の30歳の男です。 男はことし9月、内縁の妻の自宅で小学1年生の男の子(6)に対し、本の角や棒状のもので複数回殴り、頭や背中に全治2週間の皮下出血などを負わせた疑いがもたれています。
■「パパに本や棒で叩かれた」男の子が校長に説明
警察によると、翌朝に男の子が小学校に登校した際、校長が、男の子の額にあざがあるのに気付き、男の子が「パパに本や棒で叩かれた」などと説明したことで事件が発覚しました。
■内縁の妻が去年警察に相談 児童相談所へ書面通告に留まる
警察の調べに対し男は、「障子を破ったのに何もしていないと嘘をついたので、叩きました」と話す一方、「ハンガーで背中を4、5回叩きましたが、この日は本で殴っていないと思います」と一部容疑を否認しています。 男と男の子をめぐっては、去年4月、大阪府以外の警察に、内縁の妻が虐待の可能性があるとして、通報、相談をしていて、当時は警察から児童相談所に書面で通告するに留まっていたということです。
関西テレビ