ロシア、クリミアでウクライナの諜報員2人拘束と発表
[モスクワ 27日 ロイター] - ロシア連邦保安庁(FSB)は27日、2014年に併合したクリミアでウクライナの諜報員2人を拘束したと発表した。ロシアの軍事施設に関する情報をウクライナに提供していたという。ロシア国営タス通信が伝えた。 拘束した2人のうちの1人はクリミア在住の45歳の人物で、ケルチの防空施設の座標や、ミサイル攻撃に必要な情報を提供していたという。ケルチにはロシア本土を結ぶクリミア大橋があり、ロシア軍の重要な補給線となっている。 もう一人は43歳で、ウクライナ国防省に協力を申し出ていたという。