『西園寺さん』松村北斗は「デレデレパパ」 松本若菜が“ほっこり秘話”明かす
また、自身が演じる楠見の役柄に話題が及ぶと、「シングルファーザーの方が身近にいないので、以前、父親役はやらせてもらったのですが、その時の知識や体験、調べたことを合わせつつ、実際にルカ役を演じる瑛茉ちゃんに触れ合って感じたことを大事にしてみようと。それが成功の道かは分かりませんがその先に光がありそうで、とにかく今は毎日ちゃんと触れ合っています」と回想。 “娘”とのスキンシップは「最初は少し小っ恥ずかしかった」と本音を漏らしながらも「本当に瑛茉ちゃんに助けられて、すぐに『パパ』と呼んでくれた。だから僕も負けてられないなと思いながら、瑛茉ちゃんに対して『じゃあパパも一緒にやっていい?』と話しかけるようになりました。自分の中ではすこし板についてきた感じがありますね」と笑顔で手応えをにじませた。 そんな松村の“パパぶり”について松本は「もう完全に親子感が出来上がってますよ。疲れてるだろうなって思ったら、私が声を掛ける前に松村さんがホイッと抱っこしてあげたり」と、ほっこりするような裏話を披露。松本から「デレデレパパの感じが出てるよ!」と突っ込まれた松村は「デレデレパパ、出てますか?(笑)」と照れくさそうな表情を浮かべた。 最後に視聴者に向けて、それぞれメッセージを送った。松本は「家事とはなんだろう、子育ては、仕事は…って生きづらい人たちもいるかもしれません。生きるための心がポッと軽くなるようなヒントが散りばめられている作品になっていると思うので、原作はもちろんのこと、ドラマ版でもさらに西園寺さんをパワーアップして演じきりたいと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思っております」。 松村も「いろんなキャラクターが出てきて、一人ひとりが濃ゆくキャラクターが描かれています。エンタメ性として楽しめるドラマでありつつ、それぞれがいろんな悩みの中で生きているので、私と一緒だ、僕と一緒だ、と共感する部分もあり、こんな悩みの中、苦しみの中で生きている人もいるんだと初めての出会いがたくさんあるドラマだと思います。新鮮な気持ちで見つつ、安心するエンタメ性もある。みんなに楽しんでもらえるドラマになっているかと思います」と呼びかけていた。