クリスマスケーキが値上げ!? イチゴも緊急事態! サイズダウンやシンプル化するも今年は予算オーバーの予感…
クリスマスまであと1ヶ月。そろそろケーキの予約を…と思っている方も多いと思いますが、今年はクリスマスケーキにある異変が起きているようです。
今年のトレンドは「パーティ&萌え断」 何個も食べたくなるけれど…
ケーキ・スイーツ専門通販サイト「Cake.jp」によると、今年のクリスマスケーキのトレンドは、ずばり「パーティ&萌え断」。 一見シンプルなショートケーキでも、カットすると断面がピンクのクリームになっていて、中からお菓子が飛び出します。他にも、メロンの中がそのままケーキになっている断面萌えの商品も。値は張りますが大人気だということです。 思わず何個も食べたくなってしまいますが、大手食品メーカーが今年のクリスマスケーキの予算を調査したところ、平均価格は2555円で、66%が3000円以下という結果になったということです。※データ元:月島食品工業 全国200人の女性にアンケート 個人の分だけという人も、家族の分もという人もいるので、このような平均価格になっているようですが、実はこのクリスマスケーキ、今年はこれまでにない値上げの波が迫っているのです。
クリスマスケーキが軒並み値上げ! サイズダウンやシンプル化で価格を抑える工夫も
ジェイアール名古屋タカシマヤでは、去年より全体的に500円ほど値上がりをしているといいます。「え~! ケーキの値上げ!?」と嘆きたくなりますが、予約は去年よりも増えているそうなのです。それにはある秘策ありました。 去年よりケーキの種類を追加して、広いラインナップから選べるようにしたこと。そして、普通のサイズよりも一回り小さいミニサイズのケーキを作ったこと。サイズダウンをすることによってお手頃な価格設定になっているそうです。 サイズを小さくするものもあれば、デコレーションをシンプルするものなど、あの手この手の対策で少しでも価格を抑える工夫が見られますが、クリスマスケーキの値上げの裏にはこんな事情があるようです…。
総務省の3年前の市場統計と現在とを比較すると、小麦粉は75円、バターは76円、卵は93円、牛乳は46円、ケーキに関わるあらゆる材料が高騰しています。あるケーキ屋は、去年より2000円も値上げする商品もあるとのこと。 しかも今年は、値上げのほかにも頭を悩ませることが…。