ケーキの主役・イチゴが緊急事態！？　例年より2週間ほど作業に遅れが…

猛暑の影響で成長が遅れるイチゴ

ケーキの主役といえば真っ赤なイチゴ！ クリスマスには欠かせないフルーツですが、今年はイチゴに緊急事態が起きているようなのです。 三重県のJAによると、今年はイチゴが市場に出回り始めるのが例年より2週間ほど遅れたといいます。こうした遅れは三重県だけでなく、愛知県のイチゴ農園でも相次いでいました。 伊賀市のイチゴ農園を訪ねてみると、この時期には真っ赤な実が一面に実っているはずが、花や色づく前の実ばかりが目立ちます。その原因は今年の猛暑。 イチゴは気温が低くなると花をつけるための芽を作り始め、その後、苗を収穫用のハウスに植え替えます。ところが、夏の猛暑と秋の残暑でなかなか芽ができず、作業がずれ込む結果に。中には枯れてしまった苗もあり、収穫のスケジュールは2週間ほど遅れているといいます。

今後は、気候変動や材料費の高騰に対応した、新たなクリスマスケーキの形が求められているのかもしれません。スポンジだけ買って自分たちでデコレーションするケーキなど、お値うちな物もあるので、家計にあったクリスマスケーキを検討してみては。