最も観客が呼べる女子プロレス新団体「マリーゴールド」ジュリアとSareeeが両国国技館で激突へ
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が7月13日に東京・両国国技館に進出し、“狂気のカリスマ”ジュリア(30)が元WWEのSareee(28)とシングルで激突することが決まった。“格闘技の聖地”東京・後楽園ホールで5月に行われたプロレス興行で最多の観客動員を記録(主催者発表)したのがマリーゴールド旗揚げ戦だった。 【写真】ジュリアらマリーゴールドの海合宿 全日本女子プロレス、スターダムで女子プロの王道を築いてきたロッシー小川氏が社長の新団体。「Marigold Fields Forever」として5月20日に1539人(超満員札止め)を動員。5月に開催された新日本、全日本、ノアの満員興行を上回った。 3月限りでスターダムを退団したジュリアと“ビッグダディ三女”林下詩美(25)が、旗揚げ戦のメインイベントで米WWEから凱旋したSareee、ドイツの“大怪獣”ボジラ(20)組と対戦した。ジュリアとSareeeの5年ぶりの対決が注目された一戦は、初来日の181センチ、91キロのボジラが驚異的なパワーを発揮し試合を支配。観客のハートをわしづかみにするファイトを展開した。 ジュリアは鋭いエルボーを見せ、林下もボジラの巨体を投げ捨てるなど食い下がったが、最後は28分6秒、ジュリアがSareeeのリストクラッチ式裏投げに沈んだ。痛恨の旗揚げ戦での黒星を喫し、右手首を骨折する屈辱にまみれた。 「絶対ここからはい上がってやる」。ジュリアは、Sareeeにマリーゴールドへの定期参戦を要求し、Sareeeも一騎打ちを約束。手術を受け、旗揚げシリーズを欠場中のジュリアの復活劇が待たれる。(福留 崇広)
報知新聞社