美しく輝く秘訣は?元ミス・ユニバース兵庫の竹内さん
大学を卒業し、地元の銀行へ就職
そしてコンテストへの初挑戦は大学生の時だった。女性としては身長も高く(身長174センチ)、周りの友人らに薦められたのがきっかけだったという。 「はい、大学時代にミス・ユニバースに一度応募してるんです。それは他力な感じで、大学3回生の時です。ゼミの関係で、こんなんがあるんだけど、って薦められて、軽いノリで、憧れもあったけど。ただ、すごく恥ずかしい思いがあったし、躊躇もあった」 結果は、いきなり大阪代表に選出されたものの、「今とは選考基準が違うんですけど、最終で落とされました」と言う。しかし、彼女はミスコンで1位になると、自分が目指す子どもの支援活動など、世界各国を回って奉仕活動ができるというのを知った。 その後、大学を卒業し、地元の銀行(みなと銀行)へ就職した。「営業で入りました。英語を話せる部署で、2年間はオペレーションの勉強をしました。それから、市場金融部という株債権とか、為替とか、そういう部署で金利での資産運用など2年ほどしていました。銀行で4年間働いて勉強にはなった。不満はなくてよかったけど、このまま銀行員を続けていって、将来はどうなんだろうって。ああ、なんか、私のしたかったことと違うなって、私はやはり支援活動をしていきたい、そういうのが根底にあって…」
筋肉つけたい、メンタルも鍛えていく
ミス・ユニバースは26歳が最終で、そういう年齢にさしかかり、行動派の彼女はもう一度、挑戦することを決断した。 「大学の時は最終で落ちてすごく悔しかった。気の強さや自信がなかったってのもある。とにかく100%を出せず、心残りがあったので、再チャレンジすることに決めました。2度目は覚悟があった。受ける前に銀行も退職していたので、もしダメだったら、何もなくなるのであとがない状況でしたから」 背水の陣で挑んだ2度目は兵庫代表に選ばれ、最終的にトップ15に。これだけでも素晴らしい結果を残したと言えるが、そのあとも挑戦は続く。「大会を見ていて下さった方が世界大会のことを教えてくれたんです。英語ができることがメリットでした」と言い、第2回ミス・グランド・インターナショナルへ出場した。 「タイで開かれた大きい大会でしたが、世界大会はこれが初めて。85か国から集まるんですが、言語の障がいとかは怖くはなかったんですけど、初めての世界大会という緊張感はありました」 同大会ではトップ20に選ばれ、ソーシャルメディア賞を受賞した。さらに、このインターナショナルの関係者に声をかけられ、今年12月、ポーランドで開催されるミス・スプラナショナルの日本代表になった。今は同大会に向けて戦略を立てているという。 「世界大会ではステージでの発言力など、一瞬でベストを出さないといけない。代表で行くのは国のイメージもあるし、国を背負っている。タイの大会では大和撫子というか、謙虚さが評価された。ポジティブさ、自分がやってきたことへの自信が大事。メンタルをやられてしまうと、終わりですから」 そう話す彼女は、すでに身体づくりも開始している。 「前回は体重を落として筋肉をつけたので、細くなってしまった。今回は身体つきも考えて、わりと大きく見えるように筋肉をつけたい。あとはメンタルも鍛えていく」