新年の福求め 奪い合い 郡上市白鳥町で「花奪い祭り」
郡上市白鳥町の長滝白山神社で６日、新春恒例の花奪い祭りが行われ、参拝者らが新年の福を求めて花笠を取り合いました。 長滝白山神社の祭礼「花奪い祭り」は、竹や紙で作られた「花」を持ち帰ると家内安全や商売繁盛にご利益があると言われています。 拝殿では、国指定重要無形民俗文化財の「長滝の延年」が奉納される中、威勢の良いかけ声が上がり、「花奪い」が始まりました。 若者らが、やぐらを組んで高さ５メートルほどにつるされた花笠を引き下ろすと、参拝客が、落とされた花をめがけて押し寄せ、特にご利益があるとされる花笠の芯「輪転」は激しい奪い合いとなっていました。 ※輪転（花笠の芯）を勝ち取った男性 「今年の運をしっかりつかめるように必死に頑張りました。今年から新たな道に進むので、健康に過ごして何事にも挑戦して頑張っていきたい」
