次戦、鈴鹿での日本GP初入賞に向けて「今年も挑戦するつもり」

角田は次戦、3度目となる日本GPでの初入賞に意欲を示した／Red Bull Content Pool

ファイナルラップでクラッシュしたラッセルについても角田は「最後に、ジョージが無事だったと聞いてホッとしています」と、英国人ドライバーへの配慮も示した。 今季は日本GPが次の第4戦にセットされている。2週間後の鈴鹿に向け、角田はさらなる躍進を誓った。 「今回のこの結果を踏まえると、週末全体が日本GPに向けた素晴らしい前進となりました。少なくとも日本のファンに希望を与えることができたんじゃないかと思います」 「ホームグランプリではまだポイントを獲得できていませんが、クルマの調子は良さそうですし、今年も挑戦するつもりです」 「僕らのクルマは昨年とは違ってとても安定しているので、これは大きな強みだと思っています。レースが終わる度に気持ちをリセットして、僕は常に前のレースから学びを得て、チームをサポートするために何ができるのかに集中している。今こそ日本でしっかり今回のレースを分析し、リセットし、再び前に進む時だと思っています」 2021年にF1デビューを果たした角田裕毅。2022年、2023年と過去に母国GPを2度戦っているが、いずれも入賞圏外でのフィニッシュだった。 今回のオーストラリアGPではできる限りのことをして、7位フィニッシュを果たした。続く鈴鹿で今季こそ待望の母国GP初ポイント奪取を達成できるのか要注目となる。