乃木坂46・井上和、センター経験で自身に変化 弓木奈於「引っ張ってくれる姿が頼もしい」
■「チートデイ」初披露の心境「去年よりも生き生きしてるね」
乃木坂46の36thシングル「チートデイ」で、昨年リリースの「おひとりさま天国」に続き、2年連続の夏曲センターを務める5期生の井上和。また、本シングルには3つの“軍団”によるユニット曲も収録されるが、その1つの“軍団長”を務めるのが4期生の弓木奈於だ。先輩・後輩という間柄だが、井上が弓木を「奈於ちゃん」と呼ぶほど仲が良いという2人。本作への思いを聞くと、真面目な話からくだけた話まで、心を許した間柄だからこその会話が飛び出した。 【写真】実は仲良し! 井上和&弓木奈於、笑顔の2ショット ――お2人のペアというのは意外な感じがします。 弓木:そうなんです。2人でお仕事することは少なくて。今回の取材も同期の4期生と一緒かと思ったら、和とでびっくりしました。和はどう? 井上:私、先輩の中でも“ちゃん付け”で呼んでいるのが(筒井)あやめちゃんと奈於ちゃんだけなんです。だから奈於ちゃんと一緒でうれしい。ラフな感じでお話しできるんじゃないかなって思ってます。 ――実は仲良し。 弓木:和のことがめっちゃ好きで、和がテレビに出てると、その画面を写真に撮って、同期に見せびらかすというのをやってて。私、人見知りなので、後輩への接し方が分からなかったんですけど、最初に自分からグイッと行けたのが和なんです。頑張り屋さんで、だからこそ守ってあげたいと思わされるというか。それで自分から行動できて、仲良くなれました。 井上:奈於ちゃんは「和のことが好き」ってすごく伝えてくれるんです。私にうれしいことがあってニュースに取り上げられたりすると、「ニュース見たよ。おめでとう!」って自分のことのように喜んでくれたり。だから私もグイッと行ける先輩です。 ――今のお話だけでも仲の良さが伝わってきますね。それでは36thシングル「チートデイ」について伺えたらと思うのですが、「真夏の全国ツアー2024」初日の大阪公演で初披露しました。 井上:初披露ということで、すごく緊張もしたんですけど、大阪のファンの方はいつも、すごく声を出して盛り上げてくださるので、不安を感じずにパフォーマンスすることができました。京セラドーム大阪という大きな会場で、たくさんの方に見守っていただきながら披露できて、いいスタートが切れたと思っています。 ――初センターを務めた「おひとりさま天国」を昨年の「真夏の全国ツアー2023」沖縄公演で初披露したときには緊張でオクラしか食べられなかったそうですが。 井上:そうなんです(笑)。今回も緊張で食欲があまりなかったところはあるんですけど、金川紗耶さんが「ちゃんと食べなよ」って声を掛けてくださったりして、今年はご当地のものも結構食べられました。そんな姿を見た先輩方から「去年よりも生き生きしてるね」って言っていただいたりして。ちょっとは成長できたんじゃないかなと思っています。 弓木:オクラからの卒業。 井上:(笑)。 ――「ごめんなさーい!」も見事に決まって。 弓木:あそこはレコーディング大変だったよね。 井上:何回もいろんなパターンを録って。でも「おひとりさま天国」の「It's the single life」の方がもっといろんなパターンを録った気がします。 ――弓木さんはいかがでしたか? 弓木:MVがまだ公開されてない中での初披露で、特別な思いを込めながら披露させていただきました。「チートデイ」はかわいらしい振り付けがいっぱいあって、メンバー1人1人が最大級の“かわいい”を見せていたので、それぞれの良さを感じていただけたんじゃないかと思います。曲を配信してすぐだったのに、コールもやってくださって、ファンの方の団結力を感じました。 ――衣装もお姫様みたいで新鮮でした。 弓木:私はグループの中でも群を抜いて、プリンセス欲求が高いんです。だからかわいい衣装を着られてうれしくて。セットもまるでお城みたいで理想の空間でした。