十日町市の製材業などを営む企業が破産手続き開始決定、負債額は約2300万円【新潟】
十日町市の樹木伐採や製材業などを営む企業が、新潟地裁長岡支部から破産手続き開始決定を受けたことがわかりました。 民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、十日町市の樹木伐採や製材業を営み、冬季の除雪を手掛ける『ROUTE』は、森林組合や地元建設業者からの受注を確保するなど、2008年5月期には年売上高約1億8000万円を計上していました。 しかし、限定された営業エリアでの小規模経営のため業況は低調に推移し、2023年5月期の年売上高は約5400万円にまで落ち込み、採算も低調に推移していました。資金繰りが悪化し、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念し、新潟地裁長岡支部より破産手続き開始決定を受けました。負債額は、約2300万円が見込まれるということです。