クバルシ、ヤマル、フェルミンも!チャビ、今季デビュー3選手のCL出場に「アカデミーの功績」
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、アカデミー育ちの選手たちを称えた。UEFA公式が伝えている。 バルセロナは10日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでパリ・サンジェルマン(PSG)とアウェイで対戦。試合は37分にラフィーニャが決めて先制に成功するが、48分、51分と立て続けにPSGにゴールを許し、一度は追いかける立場に。それでも61分にラフィーニャが同点ゴールを決めると、77分に途中出場のクリステンセンがゴールネットを揺らし、3-2で逆転勝利した。 アウェイで貴重な勝利を飾ったバルセロナ。試合後、チャビ監督は「大きな勝利だ。チャンピオンズリーグにおいて、アウェイで勝利することは大きな意味を持つ」と振り返った。 また、この一戦では17歳のパウ・クバルシ、16歳のラミン・ヤマル、20歳のフェルミン・ロペスといった今季トップチームデビューを飾ったアカデミー出身の選手たちが出場。指揮官はこの大舞台でピッチに立った彼らを称え、「アカデミーの功績」と語っている。 「両ウインガーもチームの大きな助けとなった。クバルシは自分のゾーンにきたPSGの選手をマークし、寄せるために積極的に前に出た。17歳のクバルシに、16歳のラミン、それに今季からトップチームに加わったフェルミンが、この舞台でプレーする準備ができていたのはアカデミーの功績だ」 「自分のチームをすごく誇りに思っている。今、誇りに思わないなら、いつ思えるんだ? PSGはまだ優勝候補だ。彼らは素晴らしいチームで、我々はなんとか勝利を収めることができた」 アドバンテージを得たバルセロナは、17日にホームでセカンドレグを迎える。最後に指揮官は、「私はバルサのファンだ。幸せだが、これが旅の終わりではない。まだやるべきことはたくさんあるよ」とコメントし、次の戦いに目を向けた。