サッカー皇后杯長野県大会 松本山雅レディースが初優勝
サッカー皇后杯JFA第46回全日本女子選手権大会長野県大会(県サッカー協会主催)の決勝が4日、サンプロアルウィン(松本市)であり、設立2年目の松本山雅レディース(松本市)が東海大学付属諏訪高校を3―1で破り、初優勝した。8月31日に新潟県で開幕する北信越大会に県代表として出場する。 松本山雅レディースは前半5分、倉石皆里主将のシュートのこぼれ球を内久根紗弥が押し込んで先制。さらに27分と37分に倉石主将のシュートで2点を加え、主導権を握った。後半は攻め込まれ1点を失った。倉石主将は「昨年より選手が増え、一人一人の熱量が上がったことが優勝につながった。アルウィンで優勝できてうれしい」と笑顔だった。 松本山雅レディースは、NPO法人松本山雅スポーツクラブが昨年立ち上げたクラブで、大学生と社会人14人が所属する。選手がそろっての練習時間が限られる中、リーグ戦を通じてチーム力を培ってきたといい、小林陽介監督は「自ら考え成長してくれる選手たち。よくやってくれた」とたたえた。
市民タイムス