（右から）南平蒼真、古山海帆、服部皇雅、中島功喜、翠理良＝愛知県東郷町の東邦グラウンドで

　◇中島功喜投手（２年） 　左のサイドスロー。思うように体を動かせなくなる「イップス」になったことがきっかけで、昨秋にオーバスローからフォームを変えた。徐々にコントロールが良くなっているといい、「夏に活躍できるようサイドスローを自分のものにしたい」と意気込む。 　◇南平蒼真（なんぺいそうま）投手（２年） 　１８２センチの高身長でバント処理が早いのが自慢。ベンチ入りを目指し、この冬はバットを振る力や体幹を鍛えた。背番号はもらえなかったが「バッティングピッチャーなど、練習でメンバーの役に立ちたい」とバックアップに徹するという。 　◇服部皇雅（おうが）投手（２年） 　コントロールが武器の左腕で、広角に長打を放つ左打者でもある。惜しくもレギュラー入りを逃したが、メンバーから「服部なら次は入ることができる。その力が必要だ」と言ってもらえた。「今はチームが勝てるよう全力で練習のサポートをする」 　◇翠理良（みどりりお）投手（２年） 　変則左腕。「センバツで背番号がほしいので自分の武器を増やしたかった」と１月からサイドスローでも投げられるよう訓練した。「夏までにはチームの戦力になりたい」と球速アップのために体幹を鍛えるトレーニングに励み、更なるレベルアップを図る。 　◇古山海帆（こやまかいほ）捕手（２年） 　強肩強打の捕手兼外野手。チーム一のパワーがある。練習中は積極的に声をかける。新チームから捕手を担い「だんだん投手の投げる球を捕れるようになってきた」と自信を見せる。「甲子園では応援で日本一のアルプスにしたい」と誓った。【森田采花】＝随時掲載