「信じられない」大谷翔平、日本の全小学校にグラブ6万個を寄付 驚きの貢献に米記者も脱帽「世代を超えて影響」
二刀流スターが野球普及に貢献すべく動いた。現地時間11月8日、大谷翔平(エンゼルス)は自身のインスタグラムを更新し、日本国内にある約2万校の全小学校に約6万個のジュニア用グラブを寄付すると発表した。 【動画】大谷翔平が日本人初の本塁打王に!圧巻の全44ホームランを一気に見る 前代未聞の寄付だ。自身が使用するモデルの『ニューバランス社』製のグローブの画像を投稿した大谷は「この度日本国内約2万校の全小学校に各3つのジュニア用グローブ約6万個を寄贈いたします。野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子ども達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」と報告。画像には直筆で「野球しようぜ」というメッセージも印字された。 文部科学省の調べでは、2020年の日本国内にある小学校の総数は1万9525校。単純計算で各学校に3つのグローブが寄付される。このスケールの違う寄付に「野球の本場」アメリカの識者たちも驚くばかりだ。 米スポーツ局『FOX Sports』のアナリストで、稀代の大谷マニアとしても知られるベン・バーランダー氏は自身のSNSで「信じられない。ショウヘイは日本中の小学校に6万個ものグローブを寄付するんだ」と強調。さらにWBCを取材していたショーン・スプラドリング記者も一連の情報を伝えたうえで「彼は世代を超えて影響を与え続けることになりそうだ」と野球界の貢献度の高さを称えた。 目下、FA(フリーエージェント)交渉の真っただ中にある大谷。そうしたなかで、若年層に野球人気を普及させようとする振る舞いには、あっぱれと言うほかにない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]