「ユウキがまたしてもQ3に進出した!」母国GPで予選10番手の角田裕毅をRB幹部が称賛…新フロアにも手応え「できる限りの成果」|F1
2024年のF1第4戦日本GPの予選を終えて、3戦連続の予選Q3進出、そして10番グリッド獲得の角田裕毅について、RB幹部が称賛の言葉を贈っている。 【動画】角田裕毅が日本GP予選Q2で渾身のアタック!3戦連続でのQ3進出 鈴鹿での予選に挑んだ角田裕毅は予選Q1で11番手となり、Q2勝ち上がりを決める。続くQ2では1:29.417を叩き出し、10番手でQ3進出となった。 そしてQ3では最後に新品ソフトタイヤを入れてフライングラップに出るも、上位5チームのひしめくQ3では力及ばず、10番手でQ3を終えた。日曜日の決勝では10番グリッドからのスタートとなる見通し。 この結果を受けて、RB幹部である百戦錬磨のレーシングディレクター、アラン・パーメイン氏が「ユウキがまたしてもQ3に進出した!」と語り、日本人ドライバーを労った。チーム公式メディアがその言葉を伝えている。 「ユウキのこの予選結果をとても嬉しく思っているよ。彼の素晴らしい努力によるプッシュだった。ダニエル(リカルド)との差も僅か(Q2で0.055秒差)だったし、今日の予選では我々RBのパッケージを最大限に発揮できたと思う」 今回、RBはフロアにアップグレードを入れた。パーメイン氏はファクトリースタッフに感謝の言葉を述べている。 「今シーズン初のメジャーアップグレードを実現してくれた。イタリアとイギリスにいるスタッフのみんな、本当にありがとう」 「新しいフロアは完璧に機能したと思うし、間違いなくRBのパフォーマンス向上に貢献してくれた。チームとしてもこの結果(予選10番手&11番手)はできる限りの成果だと思う」
そして決勝レースに向けて、パーメイン氏はRBのダブルポイント獲得に期待を寄せた。 「この調子を決勝でも継続させたい。そして、できるだけ多くのポイントを獲得できるように最善を尽くす」 鈴鹿ではアストンマーティンのランス・ストロールがQ1敗退となったこともあり、Q3行きのチャンスが5強10人以外、一枠が事実上空いた形に。角田はこの好機でパフォーマンスを最大限に引き出し、ベスト・オブ・レストとも言える10番グリッドを手にした。 7日に控えている決勝では、角田は3度目の母国GPで待望の初ポイントを獲得できるのだろうか。
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