「全力で走れた」パリ五輪・自転車代表の太田選手 出身の埼玉・上尾市を訪問 上尾市を拠点にするバレーボール「埼玉上尾メディックス」からパリ五輪に出場した2選手も市長に結果報告
日本代表としてパリ五輪に出場した埼玉県上尾市とゆかりのある選手3人が12日、同市役所を表敬訪問し、畠山稔市長に結果を報告した。 五輪で連覇 体操男子の内村航平さんが小中学生を指導 体操の究極の目的は命を守る能力を身に付けること
訪れた選手は、女子バレーボールで同市を拠点に活動している「埼玉上尾メディックス」の岩崎こよみ選手(35)と山岸あかね選手(33)。同市出身で自転車トラックの太田りゆ選手(30)。成績はバレーボールが9位、自転車トラックは、ケイリンが9位、スプリントが20位だった。 セッターの岩崎さんは「予選突破にはならなかったが、試合はもちろん選手村の環境、開会式にも参加でき、経験を今後に生かせるように頑張りたい」と話した。リザーブとしてチームを盛り上げた山岸さんも「貴重な経験を次は埼玉上尾メディックスで結果を残せるようにしたい」と力を込めた。 日本代表を引退する太田さんも「全力で走れた。勝負どころを逃さず、仕掛けるところは仕掛け、すごくいいレースだった。納得して帰ってこられた」とやり切った様子。畠山市長も「国民に夢と感動を与えてくれた」と選手をたたえた。