「3回目の結婚に迷いはなかった」熊谷真実 離婚から2年を経て8歳年下の夫と再婚するまで
でも、出会って半年くらい経った頃、たまたまふたりで話す機会があって。そしたら、ひとりでインドを放浪したり、バイクで日本一周するなど、アクティブな一面を知って興味が湧いたんです。与那国島では、ドラム缶のなかで寝たこともあるんですって! ── ドラム缶の中で寝るとは、なんともワイルドですね! 熊谷さん:すごいでしょ(笑)。見た目は穏やかそうなタイプなので、そのギャップに惹かれ、「もっと彼のことを知りたいな」と思うようになりました。そこから自然な成り行きでおつき合いがスタートしたんです。
彼は、とにかく行動が早いんです。去年のGWに宮古島に行ったのですが、時期的にすごく旅費が高いから、どうしようかなと躊躇していたら、「行きたいんでしょ?もうチケット押さえたから」と言われ、驚きました。先日は、夫の仕事の関係で、イタリアで開催される「ミラノサローネ」という世界最大規模の国際家具見本市に行ったのですが、彼のおかげで知らなかった世界に触れて、とても刺激を受けました。ふたりとも旅行が大好きなので、よく一緒に出掛けるのですが、彼はどんなところにも臆せず行くし、旅慣れているので、いろんな手配もササっとスマートに済ませちゃうんです。
── かっこいいですね。 熊谷さん:そう、かっこいいんです(笑)。何事にも動じず、冷静に対処するので頼りになりますね。有言実行ならぬ、“不言実行”の人です。
■気になる再婚への迷いは ──「3回目の結婚なので公表をためらった」とおっしゃっていました。再婚することに迷いはあったのでしょうか? 熊谷さん:私は、“お互い好きでおつき合いしているなら、当然結婚するでしょ”という発想なんです。むしろ結婚しない選択はない。相手に対しても、「あなたもそうよね?」と思ってしまう。ですから、私のなかでは、再婚はごく自然な流れでした。恋愛=結婚だなんて、なんか恥ずかしいんですけどね。