7月の大雨で発生した市道の穴、車はまる事故さらに3件 広島県廿日市市
広島県廿日市市大野の市道宮内更地線で7月2日、大雨の影響とみられる路面の穴に車がはまり損傷する単独事故が3件相次いだ問題で、さらに3件起きていたとして市が損害賠償額を専決処分した。3日開会の市議会定例会で報告した。 事故が相次いだ市道の現場周辺 市によると、新たな3件は7月2日夜から翌3日朝にかけて発生。長さ約30センチ、深さ約10センチの穴に乗用車や軽乗用車がはまり、右前輪を破損した。市は同2日午前に路面の亀裂などを確認したが穴は見られず、業者に翌日の対応を手配して応急措置をしなかった。市側の過失を5~7割として1万4千~3万6千円の賠償額を決定した。
中国新聞社