鈴鹿市長は今年の漢字に「環」 市政重大ニュース発表 三重
【鈴鹿】三重県鈴鹿市の末松則子市長は26日の定例記者会見で、今年の市政重大ニュースに4月にスタートした新総合計画など、17項目を発表した。 14年ぶりの本市開催となった東海市長会通常総会(10月)、伊勢型紙など重要無形文化財の保持団体16団体が集う全国重要無形文化財保持団体協議会鈴鹿大会と秀作展の開催(同月)など、全国的なイベントが多かった年で、「どれをとってもすごく重要なものだった。個人的にも市的にも忙しい一年だった」と振り返り、「来年度は東京事務所の設置で首都圏に進出する第一歩になる。4月にはスムーズに踏み出せるよう、本年度中にしっかりと準備を進める」と意気込みを見せた。 また、今年の漢字に「環」を挙げ、「多くの人が市に訪れる機会があり、人と人がつながる『環』ができたり、循環型社会に向けた政策や環境対策など、大きな『環』でつながった」と話した。 そのほかの重大ニュースは以下の通り。順不同。能登半島地震、奥能登豪雨の被災地への継続的な支援▽市ホームページリニューアル▽市総合防災マップの改定とウェブ版公開▽子ども家庭センターの開設▽F1日本グランプリ初の春開催▽市消防団機能別団員(学生団員)の発足▽マイナンバーカードを活用した救急業務の実証実験▽文化会館のリニューアルオープン▽清水美依紗さんに鈴鹿応援アンバサダー委嘱▽パリ五輪に島田綾乃選手、パラリンピックに伊藤智也選手と岡田和也選手が出場▽デマンド交通実証実験▽伝統的工芸品フェア東京で開催▽鈴鹿企業立地フェアなど三重テラスで開催▽緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練と県、市の総合防災訓練開催