“旅するチョウ”アサギマダラが飛来 岡山・美作の畑、フジバカマの蜜吸い羽休める
“旅するチョウ”として知られるアサギマダラが、岡山県美作市の春名敬司さん(82)方の畑に飛来し、好物のフジバカマの蜜を吸いながら羽を休めている。 淡い青色のまだら模様が入った羽が特徴で、秋に日本列島を南下していく。旅の途中で立ち寄ってもらおうと、春名さんは2020年からフジバカマを畑の一角に植えて少しずつ増やし、23年に初めてアサギマダラが訪れたという。 今年は9月28日に初飛来を確認。朝から昼すぎまで見られ、気温が下がるにつれて数が増えている。「目の前まで飛んできてくれる美しいチョウを皆さんに見てもらいたい」と春名さん。 畑は大原中(同市下町)から西へ約2キロの地点にあり、国道429号のカーブ沿いの倉庫が目印になる。