【ホープフルS】ピコチャンブラック 文句なし満点! 可愛い馬名の裏に秘める驚きの素質
過去10年の傾向から勝ち馬を導き出す「G1データ王」。24年中央競馬を締めくくる「第41回ホープフルS」を徹底攻略する。5項目各20点満点のポイント制で導き出されたスター候補は、チャーミングな馬名の裏にとんでもない潜在能力を秘めたあの良血馬だ。 【キャリア】 後の無敗3冠馬コントレイルなどキャリア2戦馬が【5・6・4・40】で他を圧倒しており20点。同1戦と4戦は2勝ずつだが連対率、複勝率とも4戦が上回っており15点。1戦が10点。その他を5点とする。 【ステップ】 アイビーS組が【1・1・1・2】と良績。リステッド競走に昇格後は複勝率100%と馬券圏内を外しておらず20点。東スポ杯2歳S組は最多3勝をマークしているが凡走も目立つ。連対数で並ぶ京都2歳S組とともに15点。新馬組が2勝と侮れず10点。その他は苦戦傾向で5点止まり。 【前走着順】 前走1着馬【6・9・9・70】、同2着馬【2・1・0・7】で馬券圏内の9割を占める。連対数なら1着馬だが、連対率ベースなら2着組が高く双方を20点とする。残り2勝の3、4着組が15点。5着以下は馬券に絡んだのが23年3着サンライズジパングのみで5点。 【コース実績】 優勝馬10頭のうち9頭が右回りでV実績があり20点。経験が浅い馬同士の一戦でアドバンテージは大きい。唯一該当しないハートレーは東京新馬戦1着からの臨戦で右回りの経験がなかった。よって右回り未経験馬は15点。前記条件に該当しない馬は10点。 【脚質】 4角通過時のポジションが勝敗を分ける。3番手以内が6勝を挙げており先行馬が有利。前走1~3番手が20点。4~6番手が15点。それ以下が10点。 【結論】 ピコチャンブラックが5項目全て20点で文句なしの100点満点。新馬は衝撃の7馬身差V。前走アイビーSはマスカレードボールの2着に甘んじたものの、まだまだ成長途上で能力の底を見せていない。ここで初タイトルをつかむとみた。(データ班)