『バラいろダンディ』終了の最大要因は“マツコも発掘”元常務の辞任 ふかわも守った男の退社で崩壊級激震
■「不適正な経理処理」発覚で敏腕テレビマンA氏がMX退社……
2017年には稲垣吾郎(50)が『5時に夢中!』に生出演。NEWSの小山慶一郎(40)も月曜に隔週出演しているが、普通はMXに出ないような人気タレントを引っ張り出して話題にするのもA氏の手腕によるものが大きかったようだ。 そんなA氏だが、4月26日、MXは不適正な経理処理によってA氏が辞任することを発表した。 同局によると、2015年から2023年にわたって取引先との飲食の領収書を取引業者に渡し、「VTR製作費」として虚偽の請求をさせ、接待交際費を捻出していたという。その金額は累計で約3500万円にも及んだとされる。 「そのように発表がありましたが、実は少々違う話も聞こえてきています……。MXは東京都から出資を受けている局ですから、制作費や接待交際費もシビアに見られます。そんな局に文化のないバラエティ番組や情報番組を作るため、A氏は自腹を切って人脈づくりをしてきた人物としても知られていますからね」(前出のMX関係者) A氏の辞任を報じた記事によると、『5時に夢中!』がスタートしたばかりの頃、A氏は自腹を切って六本木や西麻布を飲み歩いて人脈づくりをし、そのために200万円もの貯金を切り崩したという。 「辞任することになったのは、いわゆる派閥争いも絡んでいたともささやかれています。A氏のことをよく思わない派閥があり、彼を追放しようという動きがあったり、足を引っ張られるようなこともあったと言われています。そして4月に不祥事の発表があり、A氏は“もういられない”と辞任してしまいました。 そのA氏が立ち上げたのが『バラいろダンディ』。A氏の退社で、同番組の終了は決まったと言われていますね」(前同)
■「まだまだ続きます!」ふかわりょうが意味深発言は――
『バラいろダンディ』MCのふかわは6月27日の番組内で、マンスリーアシスタントの山田邦子(64)に向かって「邦子さん、1万回目指しましょうね!」と唐突に切り出し、CMに入るタイミングで「まだまだ続きます! まだまだ続きますよ!」と“意味深発言”をしていた。 「ふかわさんは過去、『5時に夢中!』の出演者とトラブルになって裁判にまで発展してしまった。その際にもA氏はふかわさんを守り、番組に出し続けたんです。ふかわさんはA氏と番組に恩義を感じているからこそ、“まだまだ続きます!”といった発言をしたのではないかと言われていますね。 キー局の番組に引っ張りだこになったマツコさんにも、『5時に夢中!』からの降板話がたびたびあった。そんな際にマツコさんを引き留めていたのもA氏だったんです。しかし、そのA氏がMXを去ってしまった。 今、関係者の間で言われているのは、終了が報じられた『バラいろダンディ』だけではなく『5時に夢中!』も危うい、ということ。マツコさんの出演も今後はどうなっていくかわかりませんし、『バラいろダンディ』に続き、『5時に夢中!』も非常に不穏だと言われていますね」(前出のMX関係者) 話題の番組を続々と世に送り出してきた敏腕テレビマンを失った今、MXには大激震が走っているようだ。
ピンズバNEWS編集部