J２長崎が決めたゴールが話題になっている　撮影：中地拓也

　6月5日、JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフラウンド第1戦が行われ、スーパーゴールが生まれて大きな話題となっている。 ■【動画】「その発想はなかった」「アイデアやば」と話題の、J2長崎がJ1新潟を相手に決めたスーパーゴール■ 　今季から大会方式が大きく変わり、J3やJ2クラブも参加するようになった同大会は、プレーオフとしてホーム＆アウェイのゲームが行われた。その一つとして組まれたのが、J2長崎とJ1アルビレックス新潟の試合で、新潟のホームでまずは第1戦が行われた。 　デンカビッグスワンスタジアムを舞台に7325人が見守ったこの試合で、先にスコアを動かしたのは長崎。決めたのはMF山田陸なのだが、そのゴールが驚きのものだった。 　左サイドから攻めた新潟は、山田がペナルティアークでボールを受け取ると、タメを作ったうえでフアンマ・デルガドに渡す。そしてゴール前に走ると、ファンマはそこに浮き球のパスを送る。当然、そのパスが向けられたのは山田なのだが、ボールに反応してジャンプすると左足を思い切り伸ばす。そしてトラップするかに見せかけ、そのままループシュート。ボールをゴールインさせたのだ。

■「その発想はなかった」「アイデアやば」

　トラップしようとしたのか、それとも、狙ったシュートなのか、狙いは定かではないが、「その発想はなかった」「アイデアやば」と驚きをもたらすとともに、以下のような感嘆の声が寄せられている。 「これは狙ってるなコース変えるためのシュート　うますぎる」 「なにこれ　訳分からんゴール決めてる」 「すごいの決めるなぁ（笑）」 「狙ったとしたら相当すごい」 「見ていておもしろくて気持ち良いゴール」 「こんなの初めてみた」 　先制した長崎だったが、後半に新潟が2得点をゲット。J1クラブの意地を見せて逆転勝ちしてみせた。第2戦は長崎のホームで行われるが、1点ビハインドの状況を覆せるか。6月9日の試合は、18時にキックオフとなる。