社民・福島瑞穂党首、衆院選は「何としてでも5議席。最低でも3議席」自民総裁選にキャンペーンぶつける
社民党の福島瑞穂党首(68)が21日、国会内での定例会見で、衆院選が間近に迫ったとして「何としてでも5議席。最低でも3議席以上」の目標を掲げた。 【写真】政界きっての虎党!小池百合子氏、高市早苗氏らとメガホンを振る福島瑞穂氏 福島氏は「少し日程的にはタイトですが、一番早くて10月27日。岩手の(参院)補欠選挙がありますから、これと合わせてやる可能性もある。10月、11月で解散総選挙があると社民党は見てラストスパート。これから本当に追い上げて頑張るぞ、という選挙をやっていきたい」と、解散総選挙の日程を見据えた。 党首の福島氏と、副党首の大椿裕子氏(51)は参院議員。「参議院の2人と合わせて5議席になって、NHKの『日曜討論』にも出れるっていうので頑張って、社民党がもっともっと見える形になるように5名当選目指して頑張っていく」と、国政選挙で2%以上得票し、国会議員が5人以上いることを出演条件としたNHK「日曜討論」の出演を目指すとした。 沖縄2区で現職の新垣邦男衆院議員(68)の勝利と「九州でのブロック比例はどんなことがあっても獲る。他でも関東を含めたブロック比例での当選を目指す」とした。「社民党の勢力を本当に増やしていきたい。11ブロック全てについて、最低1人以上ブロック比例で当選できるよう」と意気込んだ。 福島氏は、自民党総裁選について「誰が総裁になっても看板を変えても、自民党は変わりません。自民党が変わるんだったらとっくの昔に変わっている」と批判。その上で「自民党総裁選で看板変えたって、そうは問屋が卸さない。自民党の路線は変わらない。だから社民党で頑張るキャンペーンを、自民党総裁選にぶつけてやっていきたい」と訴えた。 (よろず~ニュース・杉田 康人)
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