『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』ポール・ラッド&キャリー・クーン スーツ(つなぎ)に袖を通すのは特別な経験でした【Actor’s Interview Vol.37】
前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(21)を超える全米大ヒットスタートを切った『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』。このシリーズ最新作が日本でもいよいよ公開!本作に出演したポール・ラッドとキャリー・クーンのオフィシャルインタビューをお届けします。前回着ることのなかったゴーストバスターズのスーツ(つなぎ)に身を包み、ゴーストバスターズの一員となった今回の二人。ニューヨークプレミア直後の二人の話をぜひお楽しみください。
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』あらすじ
太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。謎の男によって街角のオカルト鑑定店へ持ち込まれた、先祖代々伝わるという骨董品。ゴースト退治のプロである”ゴーストバスターズ”として活動するスペングラー家は、ゴースト研究所の調査チームと協力し、その正体が全てを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト<ガラッカ>を封印する”ゴーストオーブ”であることを突き止める。しかし、手下のゴーストたちの策略によってガラッカが封印から解き放たれてしまう。氷のパワーでニューヨーク中を襲うガラッカ。人々が海水浴を楽しむビーチにも、突如として巨大な氷柱が大量出現!悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそにその勢いはとどまらず、ニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界に―。果たして、ガラッカの真の目的とは何なのか。謎の男とは一体何者なのか。そして、ゴーストバスターズはゴーストたちに奪われた夏を取り戻し、ニューヨーク、そして世界を救うことができるのか――。
劇中の隠れメッセージに喜ぶファンたち
Q:全世界待望のニューヨークプレミアが遂に開催となりました。今のお気持ちをお聞かせください。 ポール:とてもいい気分です。作品がついに公開され、話題となることを思うとワクワクします。このシリーズにとって重要な場所であるニューヨークで皆と再会できたことはとても嬉しいことでした。 キャリー:映画館がファンでいっぱいになり、ファンと一緒に映画を観ることができました。映画を見るには最高の環境でした。ファンの世界は本当に特別なものですから。 Q:本編をご覧になったのは初めてでしたか?感想をお願いします。 キャリー:私は初めて観ました。パソコンで観るのではなく劇場で体感したかったので、待った甲斐がありました。ファンと一緒に観ることを楽しみました。ファンたちは劇中の隠れメッセージを発見すると歓声を上げるのです。これ以上の方法で観ることは考えられません。 ポール:それは間違いなくいい方法ですよね。映画はとても興奮しましたし、そして観ながらいつも不思議な感覚に陥ります。「ああ、このシーンは初めて観た」とか、「このシーンを撮影したのを覚えている」とか、「ああ、彼らこそがオリジナルのゴーストバスターズだ」とか、初めて観るときはとにかくいろいろな感情が湧き上がるのです。 Q:本作では新旧バスターズが勢ぞろいし一丸となって最強の敵に挑みますが、旧バスターズの方々とは撮影中どんな会話をされましたか? キャリー:撮影現場で最も印象に残っているのは、ダン(・エイクロイド)と一緒に控え室で過ごしたことです。ダンは私たちとよく一緒に過ごし、私たちは彼に初期のSNL(サタデー・ナイト・ライブ)について質問をしたりして、ダンの素晴らしいエピソードを聞くことができました。彼らは皆、快くシェアしてくれました。 ポール:『ゴーストバスターズ』についてだけではなく…、それも100回くらい聞きましたが、アニー・ポッツにジョン・ヒューズのことを聞いたりしました。他の皆と同じように、私たちもこの映画の「OG(original gangsta 本家 元祖)」たちの大ファンですし、このような作品に取り組む際、尊敬する人たちと彼らの功績について語り合えることは奇跡のように素晴らしいことの一つ。これらの思い出こそが、私がこれからも大切にしていくものだと思います。
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