大阪桐蔭 19得点21安打大勝!飛ばないバット関係なし長打14本 プロ注目・徳丸が高校通算31本目の本塁打
「練習試合、大阪桐蔭19-2関西学院」(7日、龍間ぐりーんふぃーるど) 春夏9度の全国制覇を誇る名門に、飛ばないバットは関係なかった。今春センバツに出場する大阪桐蔭が7日、大阪府大東市内にある龍間ぐりーんふぃーるどで関西学院と練習試合を行い、19-2で大勝。21安打中14本の長打を記録と打線が爆発した。 初回先頭から四球を挟んで4連打を放ち、いきなり5点先制。四回には7連打でさらに5点を加え、九回はプロ注目の徳丸快晴外野手(2年)が高校通算31本目で今春2本目となる右越えソロをマークした。今春センバツから導入される新基準の低反発バットを使用しながらも、快音は鳴りやまなかった。 飛ばないバットへの適応に選手たちは「(打球を)強く低く(打つ)」と口をそろえた。ただ、西谷浩一監督(54)は打撃の考え方を変えた方がいいことをにおわせつつ、具体的な対策については「秘密です」と笑顔でけむに巻いた。 2022年以来、2年ぶりとなる春の王者奪還に向けてここまでの調整は順調。聖地でも猛打で敵を圧倒する。