岡山県高梁市で猛暑日42日目、県最多更新 美作市は35.8度で9月史上最高
岡山県内は9日も高気圧に覆われて気温が上昇した。高梁市では最高気温が35・3度(平年30・0度)に達して今年の猛暑日(35度以上)が42日目となり、1994年に真庭市久世で記録した県内の年間最多日数(40日)を前日に続いて更新した。 猛暑日となったのは高梁市に加え、美作市35・8度(平年28・4度)真庭市久世35・5度(29・3度)奈義町35・1度(28・3度)岡山市北区建部町福渡35・1度(29・7度)の計5地点。9月の観測史上で、美作市は最高、奈義町はタイ記録の気温となった。 各消防によると、9日夕までに県内で計8人が熱中症とみられる症状で救急搬送され、高梁市では男子高校生2人が運ばれた。 岡山地方気象台は「向こう1週間は湿った空気の影響で曇る日もあるが、気温は高めに推移するだろう」としている。