岡慎之助「一つでも多くの金を」 体操徳洲会が五輪仕様の器具導入
体操男子でパリ五輪代表の岡慎之助と杉野正尭(ともに徳洲会)が15日、神奈川県鎌倉市にある所属先の体育館で練習を公開した。2人の初代表入りを受け、五輪仕様のフランス製の器具を導入。20歳の岡は「一つでも多くの金メダルを取りたい」と目標を掲げ、橋本大輝(セントラルスポーツ)が2連覇を狙う個人総合でも「自分が勝ちます」と力強く宣言した。 5月のNHK杯で初優勝した岡は、春先から腰痛を抱えていたこともあって軽めの調整。「痛みはだいぶ取れて、状態はめちゃくちゃ良くなっている」と笑顔で語った。 25歳の杉野は「細かな感覚を見直すことができた。だいぶ、いい準備ができている」と自信を口にした。