チェルシー加入が決定的のMFヴェイガ、バーゼルに別れの言葉「さようなら」
チェルシー移籍に迫っているバーゼルに所属するU-21ポルトガル代表MFレナト・ヴェイガが、バーゼルのファンに別れの言葉を綴った。 2003年7月29日生まれで現在20歳のヴェイガは、身長190センチメートルの左利きで、中盤や左サイドバック、センターバックなど複数ポジションでのプレーを可能としている。スポルティングやレアルSCなどの下部組織出身で、2023年1月にはスポルティングからアウクスブルクへのレンタル移籍も経験し、2023年8月にバーゼルへと完全移籍となった。2023-24シーズンは公式戦26試合出場で2ゴール1アシストを記録。また、U-19から世代別のポルトガル代表にも選出されている。 そんなヴェイガはバーゼルと2027年6月30日まで契約を残しているものの、今夏のチェルシー移籍が決定的になっており、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金1400万ユーロ(約24億円)で両クラブは合意し、すでにメディカルチェックも完了しているほか、チェルシーは同選手と2032年6月までとなる長期契約を締結する予定であることが伝えられている。 移籍発表が時間の問題と見られているなか、ヴェイガは自身の公式インスタグラムを更新し、バーゼルのファンへのメッセージを記した。 「さようならを言う時がきた。昨シーズン、皆は僕を歓迎してくれて、すぐに仲間の一人になったように感じさせてくれた。バーゼルのような規模のクラブが求める目標には全く到達できなかったけど、新しいクルーが加わって、皆のサポートがあれば、バーゼルを本来あるべき場所に戻してくれると確信している。皆の成功を応援してくれるサポーターがまた一人増えたよ!」
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