【山本由伸と一問一答】6回無失点に「基本的に良いボールが今日は多かった」「一番自分らしい投球」
◇ナ・リーグ ドジャース2-1ナショナルズ(2024年4月25日 ワシントン) ドジャースの山本由伸投手(25)が25日(日本時間26日)、ワシントンでのナショナルズ戦に先発。6回4安打無失点でメジャー2勝目を挙げた。山本の力投でドジャースは今季2度目の4連勝となった。試合後の主な一問一答は以下の通り。 ――登板を振り返って。 「コントロールの部分はすごく気を付けて、また変化球もストライクゾーンに投げられていたので、ストレートもその分、良いコースを狙ってピッチングできました」 ――ピッチャー返しの瞬間は。 「もう・・・気付いたらボールが目の前にあったので、たまたま反応できました(笑い)。ビックリしましたけど、ビックリする間もなくボールが来てたので、たまたまグラブが反応できるところだったので運が良かったです」 ――6回無失点。ドジャースに来てから今日が一番の内容か。 「そうですね、ここまでの中では一番自分らしいピッチングだったかなと思います」 ――直球の出来は。 「空振り取れるストレートもありましたし、そこまで良くないストレートもありましたけど、とにかく良いコースに投げられていたのでファウルも沢山取れましたし、基本的に良いボールが今日は多かったかなと思います」 ――直球が良かった要因は。 「いい力感でいいフォームで投げていけたから良かったのかなと思います」 ――技術的な部分だったのか。 「いや、特に変えたところはないんですけど、いい力感でいいバランスで自分が心がけていることをうまくできた投球だったかなと思います」 ――結果的に三塁を踏ませなかった。 「コントロール良く、変化球もここまであんまりストライクを取れてない登板が多かったんですけど、今日は割とストライクゾーンに行きましたし、とにかく落ちついてピッチングができた」 ――直球の質がメジャーで登板して大事と感じるか。 「質の部分もすごく大事だなと感じますし、やっぱりコントロールの部分も大事だなと思いますし、とにかくコントロールもストレートもピッチングの基本の部分になってくると思うので、そこは大事にしていけたらなと思います」 ――開幕から約1カ月。日米の打者で違いを感じるところは。 「やっぱり(メジャーの打者は)スイングが強いなと思いますし、日本のバッターは当てるのが上手というか、ちょっとタイプが違うなとは感じますし、良いバッターがたくさんいるので、また練習して次の登板に備えていきたいです」 ――イメージしてる投球は日本の時と基本的に同じなのか。目指すピッチングは変わるのか。 「基本はそこまで変わりはないです」 ――1カ月で大リーガーとして慣れてきたか。 「いや?どうでしょう(笑い)。でも、この生活というか例えば野球も多少違いはあるので、そういった部分も徐々に慣れてきてるなと感じる部分もあるし、意外と気にしてなかったつもりが、多少意識はしてたのかなとか、そういったところもあります」 ――心もほぐれてきたのでは。 「そうですね。本当にサポートをたくさんドジャースがしてくれているので、本当にすごく助かってます」