ビニールテープで巻かれたスーツケースが路上に…松本市の住宅街で“爆発物”騒ぎ 一時、半径150m立ち入り規制 県警機動隊「危険物ではない」と確認 住民「ほっとした」
長野県松本市の路上で不審なスーツケースが見つかりました。警察は爆発物の可能性もあるとして、一時、周辺への立ち入りを規制しましたが、午後5時45分頃に安全が確認されたとして、解除されました。近くの住民は「ほっとした」などと話していました。
不審物が見つかったのは松本市元町にある松本赤十字乳児院近くの道路脇です。午後1時45分頃、近所の人から「不審なスーツケースがある」と警察に通報がありました。 実際に見た人によりますと、スーツケースはビニールテープのようなものでグルグル巻きにされ、電柱の下に放置されていたということです。 警察は「爆発物の可能性がある」として市に連絡。警察と市は見つかった場所から半径150メートルの範囲で立ち入りを規制しました。また、周辺の住民に避難を呼びかけました。 県警の危険物処理班が出動し中身などを確認。午後5時45分頃に安全が確認されたとして規制を解除しました。
現場は信州大学松本キャンパスにも近い閑静な住宅地です。 市によりますと避難所となっている総合体育館には一時、26人が身を寄せているましたが、現在、自宅に戻っているということです。 住民は「当初は怖かったが安全が確認出来て良かった」などと話しています。