ヤンキース、リーグ優勝決定シリーズ進出!34歳のエース・コール、7回に最速159キロをマーク、1失点の快投見せる
◇10日(日本時間11日) ア・リーグ地区シリーズ第4戦 ロイヤルズ1―3ヤンキース(カンザスシティー) ヤンキース(第1シード)は敵地でロイヤルズ(第5シード)に勝利。3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ(LCS)進出を決めた。7回戦制のLCSは14日(同15日)、地元ニューヨークでスタートする。 エースでロイヤルズに引導を渡した。ヤンキースの先発右腕ゲリット・コールは、34歳にして7回に最速98・9マイル(約159キロ)をマーク。平均96・8マイル(約156キロ)をたたき出した直球を中心に組み立て、7イニングを6安打1失点、4奪三振。ストライク率72%(87球中63球)と制球も安定していた。 今季は右肘の炎症と浮腫で自身の開幕が6月まで遅れ、先発は17試合どまりで8勝5敗、防御率3・41。直球の平均球速は昨季の96・7マイル(約156キロ)から95・9マイル(約154キロ)にダウンした。今シリーズ第1戦も5回4失点と不安定で懸念されたが、ふたを開けてみれば最もエースが必要とされる舞台で昨季サイ・ヤング賞の実力を見せつけた。 ヤンキースはホームでLCSを待ち受けるが、対戦相手はまだ決まっていない。ア・リーグのもう一方の地区シリーズは、崖っぷちだったガーディアンズがこの日、敵地デトロイトで逆転勝ちして2勝2敗とし、逆王手をかけた。最終第5戦は12日(同13日)、舞台をガーディアンズの地元クリーブランドに移して戦われる。(写真はAP)
中日スポーツ