明治安田J3第6節〔沼津2-1琉球〕愛鷹　1472人

　3位の沼津と7位琉球の対決は逆転で沼津が勝利をおさめた。 　沼津は前半8分、右サイド・津久井のクロスに鈴木拳士郎がニアでゴールを狙うがポストに阻まれる。対する琉球も19分、野田龍之介がボレーで合わせるも沼津の守護神・渡辺の好守でゴールを奪えない。試合が動いたのは26分、琉球・吉本の左足のクロスに岩本が合わせ琉球が先制した。それでも沼津は31分、コーナーキックのチャンスに地元出身の鈴木拳士郎が頭で合わせ同点に追いついた。

　後半も果敢に琉球ゴールに襲い掛かる沼津だが、琉球の守護神・六反勇治が好守を連発し2点目が奪えない。すると沼津・中山雅史監督は1-1の後半35分、前節ゴールを決めている川又堅碁と齋藤学の元日本代表コンビを同時投入。迎えた44分、沼津は左サイドの齋藤学がドリブルで仕掛けクロスをあげると、川又がヘディングシュート。これはGK六反にはじかれるも、キャプテン・菅井拓也がこぼれ球を押し込み逆転ゴールを決めた。沼津は勝点を13に伸ばし1位大宮(※消化試合が1試合少ない)と並んで暫定首位に浮上した。