小柳ルミ子 歌手の夢を叶えた驚くべき行動力 16歳の夏休みに…「すごくないですか?」
歌手、女優として活躍する小柳ルミ子(72)が4日までに更新されたYouTube「SBIシニアの住まいとお金ch」にゲスト出演。歌手デビューのきっかけとなった少女時代の仰天エピソードを告白した。 幼少時を振り返り、「私はとにかく歌って、踊ることが大好きだったから」という小柳が中学卒業後、母の勧めで入学したのが宝塚音楽学校。ただ、劇団に進んで大成する道は頭になく、「歌って踊って芸能界でやるこということが最終目的だったから、宝塚はあくまで通過点」と割り切り、日々のレッスンや稽古に打ち込んでいた。 チャンネルのホステス役を務める榊原郁恵から「どういった流れで芸能界へ?」と振られると、「16歳、宝塚の予科生の時の夏休みを利用して…」と語り始めたのが、「歌手・小柳ルミ子」を生み出した驚くべきストーリーだった。 「単身、上京して、渡辺プロの社長室に入って行って、“私を歌手にしてください、渡辺プロに入れてください”って直談判に行ったのよ。すごくないですか?」 この告白には、榊原も「エーーー、すごい」と絶句。「(今から思うと)強い思いで、あんな行動ができちゃったんだって」と小柳も感慨深そうに続けた。 榊原から「その場で、どうなったんですか?」と聞かれ、「(当時の社長から)おお、君は宝塚か。じゃあ、一番取ったら考えてあげよう」との返事をもらったという。「その前から私は一番だったから、今まで通り、頑張ればいいんだって」。“公約”通り、1970年に同学校を首席で卒業し、自身の実力と行動力でトップスターへの道を切り開いていった。