石橋貴明、視聴率不振のフジテレビに喝「とんねるずの意地なんです!」
お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明、アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣がこのほど、フジテレビ系バラエティ特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(22日21:00~)の収録後に取材に応じ、石橋が長年出演してきたフジテレビに愛ある喝を入れた。 【写真】「ダーイシ」に扮した石橋貴明
■視聴率ベスト20にフジなし「何をやってるんだ」 2004年に『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナーとしてスタートし、同番組終了後も18年から単独特番となり、ついに20周年。あまりに細かすぎるゆえ、笑いにはなりにくいと思われてきたマニアックなモノマネや、アンダーグラウンドな芸にも光を当て、幅広くお笑い芸人、モノマネ芸人の登竜門ともいえる存在となっている。 『オールナイトフジ』『夕やけニャンニャン』で頭角を表すと、『とんねるずのみなさんのおかげです』『とんねるずのみなさんのおかげでした』でその地位を確固たるものにし、フジテレビとともに歴史を歩んできたとんねるず。石橋は、新聞に掲載される視聴率ベスト20に、「この何か月、フジテレビの番組が入ってないんですよ。それを見ていて、旧フジテレビっ子としたら、何をやってるんだ」と感じ、今回の『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』を「ベスト20じゃなくて、10に入れてやろうと思ってます」と宣言した。 続けて、「このスタジオにも、もうカメラマンをやらなくていい偉い人が現場に来てくれて撮ってくれたり、セットを作ってくれたりして、旧『みなさんのおかげでした』スタッフがたくさんいるんです。で、この番組でいい数字が出ると、みんな喜ぶんですよ。それはスタッフの意地なんです、とんねるずの意地なんです! だから絶対、ベスト10入れます!」と熱弁。 そのままのトーンで「それで、来年から少しギャラ上げてくれないかな」と希望してスタッフ・報道陣を笑わせるも、アンタッチャブルは「貴さんのギャラ上がると、我々下がる可能性あるから!」(山崎)、「出れなくなっちゃう可能性あるから!」(柴田)と、慌てて現状維持を望んだ。