「会いたい気持ちが強くなって」わいせつ目的で女性宅に侵入した自衛隊員が停職6か月の懲戒処分【長崎】
ことし8月、知人女性の自宅にわいせつ目的で侵入した30歳の男性自衛官に対し、自衛隊は7日付で停職6か月の停職処分を言い渡しました。 停職処分となったのは、佐世保を母港とする護衛艦あしがらの乗組員で、3等海曹の30歳の男性隊員です。 佐世保地方総監部によりますと、隊員はことし8月22日午後11時25分頃、わいせつ目的で佐世保市内の知人女性宅に無施錠だった玄関から侵入し、女性に覆いかぶさるなどしたということです。隊員は住居侵入、不同意性交等未遂の容疑で逮捕され、先月執行猶予付きの有罪判決を言い渡されており、判決が確定した場合、国家公務員法により失職するということです。 隊員は「自己の欲求から知人女性に会いたい、話がしたいという気持ちが強くなり、犯行に及んだ。怖い思いをさせて申し訳なかった」と話しているということです。 佐世保地方総監部は今月7日付で、隊員を停職6か月の処分としました。 護衛艦あしがらの艦長、仲井大介1等海佐は「隊員がこのような規律違反を起こしたことについて、誠に申し訳なく思っております。隊員の規律維持に努めるとともに隊員に対する教育をさらに徹底して同種事案の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
長崎放送