「ナゼ1位?」…地域で違い 2023年「Google検索ランキング」
秋田県では「大雨」、広島県では「G7(=主要7か国)広島サミット」、宮崎県では「WBC 宮崎キャンプ」。11日に発表されたGoogle検索ランキング都道府県別の結果です。「今年はこれがあったな」というものから「何でこれが1位?」というものも。 ◇ 2023年も残すところ3週間。「特に印象に残った今年の検索ワード」を聞いてみました。 大学生(19) 「『チャットGPT』。課題文が理解できないときに理解しやすいような言葉で(教えて)くれる」 大学生(19) 「『バスケ 日本代表』。自分もバスケやっているが、今年はより一層感動した」 11日に発表されたのは、2023年の「Google検索ランキング」です。分野別の「アニメ」部門1位(国内ランキング)は、アニメ「推しの子」が1位になりました。YOASOBIが歌う主題歌の「アイドル」も「世界の歌」部門(世界ランキング)、「歌詞」部門(国内ランキング)で最も検索される結果となりました。 「スポーツ」部門の1位は、優勝に日本中が沸いた「WBC」。「ゲーム」部門では、同じフルーツを重ねて進化させ、最後に大きなスイカを作る「スイカゲーム」が1位になりました。 バンドマン(21) 「単純だけど時を忘れてやっちゃう。やっぱりスイカを作りたい」 先月、400万ダウンロードを突破しました。
そして、news zeroが注目したのは、「都道府県別」の検索ランキングです。 まず、「茨城県」で1位となった「茨城ダッシュ」をご存じでしょうか。 高校教師 茨城県民(20代) 「事故が最近多いということで『茨城ダッシュって知っている?』って職場で話題になった」 茨城県民 「(周りが)よくやっているなと、怖いです」 交差点で向かいの直進車よりも先に猛ダッシュで右折することをさす「茨城ダッシュ(交通違反)」。茨城県で特に多くみられるとされ、今年は事故件数が増えていることから県警が撲滅に力をいれているということです。 「北海道」の1位は、初めて日本の領域内への落下予測が出されたことで交通機関など広く影響が出た北朝鮮の「ミサイル」でした。 また、「長野県」の4位には、触れた部分の病が治るとして300年以上なでられ続けた「びんずる尊者」がランクイン。県の国宝・善光寺から突如盗まれ、約3時間後に60キロ離れた場所で発見。話題となりました。
そして、「沖縄県」の2位と「神奈川県」の4位には同じジャンルの言葉がランクインしました。夏の甲子園の準々決勝で対戦した、「沖縄尚学高校」と「慶應義塾高等学校」の2校です。神奈川県が地元の慶応高校野球部は、107年ぶりの全国制覇を果たしました。 東京都の1位は0歳から18歳の子どもを対象に月額5000円を支給する「018サポート」でした。 (12月11日放送『news zero』より)