「戻るんだったら…」カブス3A退団の元DeNAエスコバーに関して球界OBが注目する「球団名」とは
元DeNAのエドウィン・エスコバーが7月18日、自身のXを更新。カブス傘下3A・アイオワカブスを退団した経緯を明かしている。 【動画】これが見たかった！ドラ1度会が高梨から豪快な満塁弾を放ったシーン アイオワカブスはチームの公式HPでエスコバーをリリース（解雇）したと発表。エスコバーの成績は3Aで31試合に登板、5勝2敗、防御率4・86だった。 エスコバーは今回の事態に関して「私はオプアウトを行使しカブスから退団する決断をいたしました。これは契約に含まれているオプションで自分で行使することを決めました。退団することは球団ではなく自分自身で決断したことです」と自ら退団を選んだと、あえて日本語でつづっている。 エスコバーは17年に日本ハムに入団、同年途中にDeNAに移籍すると7年連続40試合登板を果たすなど長年ブルペンを支えてきた。NPB通算成績は395試合で22勝23敗5セーブ、防御率3・17。山崎康晃に習ったとされる「男は黙って投げるだけ」の決めゼリフもファンの間で浸透とあって、今回の報告にはDeNAファンの間からも「横浜で待ってるよ！」と＂ラブコール＂も送られている。 し烈さを増すペナント争いの中で日本球界でキャリアを積み、経験豊富な救援左腕の存在は魅力的ともいえ、7月末までの補強期限に動きがあるか、注目されている。 エスコバーをめぐっては球界内からも様々な考察の声が上がっている。 現役時代は大洋（現DeNA）で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は7月19日に自身のYouTubeチャンネルに「【争奪戦】高木豊「99％日本復帰なら〇〇だよ」元DeNAのエスコバーがカブスを退団！本来の投球が出来ると間違いなく争奪戦」と題した動画を更新。エスコバーの去就について独自の見解を語っている。 まず高木氏は動画冒頭で助っ人左腕の去就について「（日本球界に）戻るんだったら、DeNAに戻ってくるよ」と言及。理由としては、エスコバー自身の発言にあるとした。今季途中から日本球界に復帰した筒香嘉智の去就に関して、一時巨人入り濃厚と報じられたときに左腕が「なぜベイスターズじゃないの？」と自身のSNSで発言し、話題を呼んだ。 "ベイスターズ愛"にあふれた発言の経緯もあり、仮に日本球界に戻ってくるとなれば、お世話になった古巣復帰が濃厚という見方を示した。 また現在混セとなっている中で、チームの救援陣の左腕では坂本裕哉が存在感を示している中、布陣に経験豊富なエスコバーが加わることで優勝争いにおいても「非常にありがたいよね」とした。 一方、他球団も参戦する可能性はあるかという点に関しても「あると思う」としながら、候補に関しては楽天、阪神球団をあげる場面も。 エスコバーの持ち味としては「タフだから、左右（のバッター）関係なく投げられる」ことも大きいとした。 果たしてタフネス左腕が再び日本で腕を振る姿は見られるのか。補強期限締め切りまで、まずは注目の存在となりそうだ。 ［文／構成：ココカラネクスト編集部］
