【NFL】ラムズ戦での失敗を謝罪するシーホークスQBスミス、「みんなを失望させてしまった」
シアトル・シーホークスのクオーターバック(QB)ジーノ・スミスは現地3日(日)に行われたロサンゼルス・ラムズ戦で延長戦の末に26対20で敗れた後、謝罪の言葉を述べながら壇上に上がった。チーム公式サイトによると、スミスは「何よりもまず、チームメイトや街、組織に謝罪するところから始めたい」と語り、こう続けたという。 【動画】2024年第9週:NFC西地区ライバルのラムズとシーホークスが激突
「彼らは俺の判断に大きな信頼を寄せてくれている。俺の手にボールを託してくれ、チームメイトが今日のようなプレーをして試合に勝つチャンスを与えてくれるとき、俺は必ずそれを実現させなければならない。俺が今日やったこと、犯したミスはチームに悪影響を及ぼし、実際に今日の試合で負ける原因になった」
「自分自身を知っているからこそ、これがどれほど痛手になるか分かっている。それでも、もっと頑張るつもりだ。そういう気持ちだし、もっと力を入れていく」
スミスは363ヤード、タッチダウン3回を記録したものの、3回のインターセプトがシーホークスを苦しめた。特にひどかったのは、第4クオーター序盤にシーホークスがリードを奪うために攻撃を進めているときに喫したものだ。プレッシャーを感じたスミスは無理にパスを投げ、結果としてラムズのセーフティ(S)カムレン・キンチェンスにインターセプトされている。キンチェンスはそのまま103ヤードを走り抜け、逆転タッチダウンを決めた。
スミスはミスを犯しながらも、プレー8回、73ヤードのタッチダウンドライブを指揮して同点に追いつき、延長戦に持ち込んだ。しかし、そうしたミスはベテランのシグナルコーラーの頭から離れなかったようで、スミスは次のように話している。
「そういう状況があったから“やり遂げないと。みんなや街のためにやらなきゃいけない”って思うようになった。今日は本当にみんなを失望させてしまった気がする。本当にそう感じている」
スミスにとって、今回はニューヨーク・ジェッツに所属していた2014年のシーズン第8週以降で初めて3回のインターセプトを喫した試合となった。また、スミスが第4クオーターに2回のインターセプトを喫したのは、2013年シーズンにジェッツの新人として臨んだ2回目の試合以来のことだった。