「実力がないだけ」「話にならないです」 三浦佳生、SP100点超→フリーまさかのミス連発に呆然【一問一答】
――プログラムの完成系を披露するチャンスは今後来るが、どんな演技をしたいか。 「完璧な演技で、二度と今シーズンこういう思いをすることがないように、しっかり練習していくだけだと思います」 ――今、振り返ると調整でよくなかったと思い当たる部分はあるか。 「今のところは分からなくて。ただ、本番だけリズムが崩れたのが、どういうところに原因があるのか把握しなければならない。特に大きな試合でここまで崩れることはなかった。自分でもどうなっているか分からない感じです。結果的に(練習から)変わってしまったのには、本番で何か原因があると思うので、しっかりそこを突き止めていきたい」 ――今後見つめ直したいところは。 「今は状況を理解するのにすごく時間がかかってるので、また明日以降どうするか、どういう練習をしていくかは、そのとき決めていくと思います。足の痛みはないです。練習を積める状態ではあるので、積んでいくだけだと思います」 ――怪我を言い訳にしたくないという心情はあるか。 「仮に怪我が原因であっても、ここに来たらみんな条件は一緒で、怪我をする方が悪いですし、ベストコンディションで臨めている選手の方がそこは優れていると思うので。そこは言い訳にならないですし、みんな条件は一緒なので。ただ自分が弱かっただけですね」 ――東京選手権でも同じ状況に陥ったが、そこから立て直してスケートアメリカに臨んだ。 「あの試合もリズムが練習と本番で違って、トウループだったら跳ぶまでの、トウをつくまでの形、リズム、全てを一定化させるっていう練習もしました。体力のないところでどれだけできるか。後半でコンビネーションを普段つけないところもつけるとか、そういう練習もして、しっかりいい練習がその時はできたかなと思っていたんですけど、(今回は)ちょっと力不足でした」 ――当時のリカバリーが生かされた点はあるか。 「ないです。トウループのコンビネーションをつけないといけなかったところで、2本目なんて凄く軸がずれていた。話にならないです」 ――今の感情はどういうものか。 「何も考えられないっていう状態ですかね。状況がまだ理解できてない。なぜこうなったのか。何も考えられないです」
THE ANSWER編集部