シンプルな外観でありながら、随所にこだわりの仕上げが光るH.モーザーの新作

H.モーザーは、2024年5月の発売を予定する新作“ストリームライナー・パーペチュアルカレンダー コンセプト スモークサーモン”を発表した。 【ストリームライナー・パーペチュアルカレンダー コンセプト スモークサーモンをもっと見る】 4本のセンター針、ビッグデイト、パワーリザーブ表示が、見事なスモークサーモンの文字盤に配された新作“ストリームライナー・パーペチュアルカレンダー コンセプト スモークサーモン”は、サブダイアルやインデックス、ロゴなど、余分なものを極限まで削ぎ落としたシンプルな外観でありながら、極めて独創的で本質のみに焦点が当てられたモデルだ。

■Ref.6812-1201。SS（42.3mm径）。12気圧防水。手巻き（Cal. HMC 812）。1年間の限定生産。893万2000円

高級時計の世界ではよく知られ、優美なヴィンテージ感をもたらすスモークサーモン文字盤は、光によって絶えず表情を変化させ、手首の動きに合わせてチョコレートからゴールドまで幅広い色調で多彩な変化を見せる。その美しさを最大限に引き出すため、本作はインデックスもロゴも排されており、通常はインデックスによって表される月表示も、レッドとホワイトの小さなセンター針で示す方式が採用されている。真夜中を過ぎた瞬間に日付けが切り替わる“フラッシュ・カレンダー”は4時位置に設定。交互に動作する2枚のディスクにより、日付が大きく表示される、 搭載されているのは、瞬時に切り替わる日付表示機能が組み込まれた“パーペチュアル1”を、4本のセンター針を備えたバージョンで復活させた手巻きムーヴメント“HMC 812”だ。キャリバーには H. モーザー伝統のダブルストライプを取り入れた超現代的な仕上げが施されており、その動きはケースバックから眺めることが可能だ。また、10時位置のインジケーターで表示されるパワーリザーブは、最大で168時間を誇る。 42.3mm径のステンレススチール製ケースは、調和のとれたプロポーションと流れるようなラインを誇るクッション型。トップ部分は、わずかにドーム型のサファイアガラスで覆われ、ボトム部分はシースルー ケースバック仕様が採用された。 一体化されたステンレススチール製のベルトは、手首のラインに沿うように優雅なアーチを描き、細い手首にも収まりの良い独自のデザインとなっている。 なお、本作は1年間のみの限定生産となるスペシャルエディションとして発表されており、販売開始は今年5月頃が予定されている。予定価格は893万2000円だ。 【問い合わせ先】 エグゼス TEL.03-6274-6120