阪神・梅野 オリックス3連戦中にも1軍合流 22日2軍で実戦復帰「全部できている」残留練習参加で不安なし
右肩の肉離れで別メニュー調整中の阪神・梅野隆太郎捕手(32)がオープン戦最後の3連戦となる、22日からのオリックス戦(京セラ)中にも1軍へ合流することが19日、わかった。この日は鳴尾浜での残留練習に参加。順調な回復ぶりをアピールした。 【写真】「全部が反省点」5回8失点炎上の村上 マウンドで渋~い表情 動きは軽快だった。「もうやるべきことは全部できているんで」。アップ、キャッチボールとメニューを進め、一人きりでのノック。一塁、二塁、三塁と正確で鋭い送球を見せた。屋外でのフリー打撃では柵越えも披露し、室内練習場でも振り込み。「あとはゲームに向けて、やるだけですね」と練習では走攻守で不安を感じさせなかった。 開幕までに養いたいのは実戦感覚だけ。「あとはゲームでね、しっかり守ってやれたらいいなと」。22日のウエスタン・くふうハヤテ戦(鳴尾浜)で実戦復帰予定。問題なければ、23日のオープン戦・オリックス戦(京セラ)から1軍に合流する見込みだ。 試合では送球の確認を重点的に行い、自身のレベルアップも求められる。「結果を残せるように、どうしていきたいかっていうのを考えながらやっていきたい」。岡田監督は開幕1軍を明言。3・29に向け、「開幕までに自分がどうしていくかを逆算しながら、状態を整えていきたい」と責任感をにじませた。貴重な戦力が着実に前進している。