年収400万円でギリギリ買える高級車ってありますか?維持費も気になります
高級車の維持費はどうして高い?
高級車は維持費が高いというイメージを持つ人も多いでしょう。特に外車は国産車よりも維持費が高くなる傾向にあります。ここでは、どのような維持費がかかってくるのかを解説します。 ■税金 まずかかってくるのは税金です。車の税金には購入後に支払う税金として自動車税と自動車重量税の2種類があります。自動車税は、車の種類や総排気量などによって決まります。総排気量が大きければ大きいほど、税金も高くなります。 自動車重量税は、車検などの際に車の重量などによって支払う税金で、自家用乗用車の場合0.5トンごとに金額が上がっていきます。高級車は重い車が多いため、税金が高くなる傾向です。 ■ガソリン代 高級車はガソリン代も高くなりがちです。多くの場合、高級車のガソリンの種類はハイオクです。ハイオクはガソリンの中でも価格が高く、経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、2024年10月7日時点の全国平均で1リットルあたり約186円となっています。 ちなみにレギュラーガソリンは約175円/リットル、軽油は約155円/リットルです。 また、高級車の中でも加速を重視した車であればその分ガソリンを消費するため、燃費も良いとはいえません。車に乗る頻度にもよりますが、給油の回数も多くなってくるためガソリン代はかさむでしょう。 ■メンテナンス費用 車の修理が必要になった際、外車の場合は国内に部品がないことが多く、海外から取り寄せなければならないケースもあります。そうなると、修理費用の他に輸送費などもかかってくるため、国産車よりも費用が高くなります。 また、特殊な部品を使っていることも多く、その分メンテナンス費用もかかる可能性があります。
無理のない範囲で購入を検討しよう
高級車は憧れの車ですが、無理をして買うと生活に支障が出てしまうことも考えられます。 高級車でなくても性能の良い車はあるので、自分に合った車選びをすることが大切です。下調べをしっかりして、よく考えてから購入するようにしましょう。 出典 経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油) 10月9日(水)結果詳細版 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部