【MLB】メッツが佐々木朗希との面談を実施 すでに先発投手を3人獲得するもさらなる補強へ 米記者報道
フアン・ソトと15年7億6500万ドルという歴史的な超大型契約を結んでから8日後、メッツはポスティング制度でのメジャー移籍を目指す佐々木朗希との面談を実施したようだ。日本時間12月20日、「SNY」のアンディ・マルティノ記者が伝えた。メッツは今オフ、ショーン・マナイア、ルイス・セベリーノ、ホセ・キンタナと3人の主力先発投手がFAとなり、すでにフランキー・モンタス、クレイ・ホームズ、グリフィン・キャニングと3人の先発投手を獲得。しかし、佐々木獲得によるさらなる先発補強を目指しているようだ。 2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 米公式サイト「MLB.com」は「23歳の佐々木は、昨年の山本由伸と今永昇太に続いて、メジャーリーグの舞台に飛び込もうとしている日本のスター投手である。2021年からの4シーズンで防御率2.02をマークし、対戦打者数に占める三振の割合は32%に上る」とリポート。いわゆる「25歳ルール」の対象となるため、マイナー契約に限られるほか、使用できる契約金にも制限があり、ビッグマーケットの球団からスモールマーケットの球団まで、ほぼ全球団が獲得に乗り出す状況となっている。 今季リーグ優勝にあと一歩まで迫ったメッツだが、規定投球回をクリアした3人全員がFAに。マナイアと再契約を結ぶ可能性は残っているが、現時点ではモンタス、キャニング、そしてリリーフからの先発再転向を目指すホームズの3人を獲得し、先発の頭数を揃えている。しかし、故障明けの千賀滉大がエース格という状況であり、新加入の3人がいずれも期待通りの働きを見せなければ、今季の再現は難しいだろう。そうした状況もあり、佐々木獲得による先発陣のさらなるアップグレードに動いているわけだ。 米公式サイト「MLB.com」は「佐々木を獲得できれば、1986年以来となるワールドシリーズ制覇に向けて、千賀との強力な先発1~2番手コンビが形成される。今季はナ・リーグ優勝決定シリーズでドジャースの前に2勝4敗で敗退し、ワールドシリーズ進出にあと一歩届かなかった」とリポート。今オフ最大の目玉であるソトを獲得したメッツは、佐々木も手に入れることができるだろうか。