令和7年度　成田高等学校付属中学校入学試験について

　成田高等学校付属中学校は2024年4月10日、2025年度（令和7年度）入試より「SS（スカラシップ）入試」を新設すると発表した。募集定員は10名、試験教科は国語・算数の2教科。合格者は特別奨学生として、原則3年間、年間24万円の給付を受けることができる。これにともない、一般入試の募集定員は50名へと変更される。 【画像】成田高等学校・成田高等学校付属中学校 　成田高校付属中は、Webサイトで2025年度入試におけるおもな変更点を公表した。新たに導入するスカラシップ入試は、奨学金を給付するのにふさわしい学生を選抜する試験。国語・算数の2教科受験で行い、試験の合計得点と英語検定（3級以上）の優遇を加点して特別奨学生としての合格判定を行う。 　合格し、特別奨学生となった生徒には年間24万円を給付。原則3年間給付するが、各学年の進級時に成田高校への内部進学基準（成績・素行・出席状況等）を満たさない場合は指定を取り消す場合もある。中学在学中の成績が優秀な場合は成田高校進学後も適用する。 　入試日は、一般入試と同日の2025年1月20日。従来の一般入試日1月25日から5日前倒した入試日程となる。なお、2024年12月1日に行う第一志望入試の合格者（希望者）および一般入試受験者もスカラシップ入試の対象となる。第一志望入試の合格者は、合格資格を有したままスカラシップ入試を受験することが可能。その場合の受験料は不要。 　一般入試受験者は、4教科をすべて受験したうえで国語・算数の合計得点と英語検定（3級以上）の優遇を加点し、スカラシップ入試における特別奨学生としての合格判定を行う。一方で、スカラシップ入試受験者の一般入試へのスライド合格は行わない。 　そのほか、2025年度入試では全入試・全受験生を対象に、合格発表時に個別合格発表サイトにて個人の合否結果とともに各教科・総合成績の得点を開示する。詳細については、5月下旬発行予定の令和7年度入学生用パンフレットおよび生徒募集要項を参照のこと。変更点については、6月21日開催の塾対象入試説明会、および7月～12月にかけて行う受験生対象の学校説明会等でも説明する。