韓国機炎上、フライトレコーダーをアメリカで分析へ…一部破損し韓国でのデータ取り出し不可能
【ソウル=仲川高志】韓国南西部の務安(ムアン)国際空港でバンコク発務安行きのチェジュ航空機(ボーイング737―800型)が着陸に失敗した事故で、韓国の国土交通省は1日、原因究明の鍵となるフライトレコーダーを米国で分析すると明らかにした。 【動画】チェジュ航空機が壁に激突し炎上した瞬間
同省によると、フライトレコーダーの一部が破損しており、韓国国内でデータの取り出しが不可能だと判断したため、米国家運輸安全委員会(NTSB)で分析を行うことになったという。
事故原因を巡っては、韓国国土交通省の航空鉄道事故調査委員会の調査官に、NTSB、米連邦航空局(FAA)、米ボーイング社の関係者を加えた計22人が合同調査を進めている。