災害時に「ロイヤルホームセンター」が非常食や物資、駐車場を提供へ 京都府向日市と協定
京都府向日市は、災害時の物資の供給に関する協定を、全国でホームセンター事業を展開するロイヤルホームセンター(大阪市)と締結した。 向日市内に2店舗がある同社から市に呼びかけた。市からの要請に応じ、非常食や水、簡易トイレ、ブルーシートなどの物資と駐車場の提供を行う。 永守重信市民会館(寺戸町)であった締結式で、同社の中山正明社長は「災害直後や数日後、数週間後と必要な物資は変わってくる。そのつど、あまねく広く物資を供給したい」と述べた。安田守市長は「ホームセンターの品ぞろえは万が一の時にありがたい」と話した。 市はイオンリテール(千葉市)などとも同様の協定を結んでおり、災害時の流通備蓄に関する協定は9例目。