【日本ハム】伊藤大海が6回0封&2勝目 開幕3戦で防御率は0点台に突入「1対0になると思っていた」
◆パ・リーグ オリックス0―1日本ハム(12日・京セラドーム) 日本ハムの伊藤大海投手(26)が先発し、6回3安打無失点で2勝目を挙げた。昨季0勝4敗だったオリックス戦で雪辱し、デビューから無傷の8連勝中だったオリックスの“負けない男”東との投げ合いを制した。伊藤の試合後の主な一問一答は以下の通り。 ―振り返って。 「今日、試合前に(松本)剛さんが『4点取る』って言っていたんですけど、ちょっとアクシデントがあって悔しそうな顔をしていたので、何とか僕がカバーしようとそういう思いで投げていました」 ―試合前に警戒していたセデーニョとはピンチで2度対戦。(捕手の)田宮とどういう話をして臨んだか。 「本当に状態がいいバッターだったので、しっかり意図を持って1球1球投げようという話をして。それがいい結果につながって良かったと思います」 ―7回以降はリリーフ陣も無失点リレー。 「今日(福岡からの)移動ゲームで、なるべく僕が長く投げたいなという気持ちはあったんですけど、安心して3人見ていられたので本当に感謝したいと思います」 ―防御率が0点台に突入。 「本当に今シーズンに懸ける思いは強いですし、本当に1球1球チームのために、勝つためにやっているので、それが結果になってうれしいなと思います」 ―次回登板へ向けて。 「次は長いイニングを投げて、リリーフ陣をしっかり助けられるように。お互い助け合いながら、長いシーズン頑張っていきたいと思います」 ―6回無失点。1―0で勝利した。 「今日は1点ゲームだと思っていた。ソロホームランに気をつけながら、慎重になりすぎてボール自体は増えてしまったんですけど、何とか粘り強くゼロで帰ってこられたので、それは良かったかなと思います」 ―相手が絶好調の東。連勝中の投手という意識は。 「そうですね。その反面、そろそろだろ、というのも思いながら、そういう気持ちで行きました」 ―田宮とはどう打ち合わせをして。 「セデーニョ選手、西川選手、森選手に乗らせるようなバッティングをさせたくないなというところで、厳しい攻めをしっかりいけたので、そこはプラン通り試合を進めることができた。(田宮)裕涼が今日はすごく冷静だったので、すごく助かりました」 ―テーマに掲げていた先頭打者を全て打ち取ったのは大きい。 「そうですね。先頭を出すとすごいピンチを背負ったなという感覚が残ってしまうので、今日はピンチもありましたけど、自分のペースでしっかり試合を進行することができたかなと」 ―オリックスに苦手意識は。 「そうですね、派手にやられたなという時もあれば、惜しくも…みたいな時もあったので、あんまり嫌なイメージはなかったですけど、しっかり今年1発目を勝てて良かったと思います」 ―序盤の東の出来を見ると、1点もやっちゃいけないという意識に。 「試合前からそういうプランというか、どっちにしても1対0みたいなゲームかなと思っていたので。いい緊張感で、向こうもすごくテンポ良く投げていましたし、負けじと投げることができたかなと思います」 ―お互い無安打投球が続いた。先に安打を打たれた時の気持ちは。 「どっちでもいいから早くゲームが動いてくれないかな、というのは思いながら投げていました」 ―五十幡の足もあって1点入った時の気持ちは。 「チームで取った1点というか、ああいう1点の後に(自分が点を)取られてしまうとなかなかチームは乗っていけない。次のイニングは気を使って投げている部分がありました」 ―満塁のピンチは何を考えて投げたか。 「その前の森さんが、すごい雰囲気があって慎重になりすぎた部分がありましたけど、何とかゼロで帰ることを考えていた。それがいい結果につながって良かったです」
報知新聞社